約 394,869 件
https://w.atwiki.jp/hidamari774/pages/77.html
「え? お父さんが?」 ヒロの実家から電話がきたのは八月、夏休みのど真ん中。 クラスメートや他の学生達が夏休みに浮かれて遊んだり、真面目にも勉学に励んでみたりする中で私はといえば、 いうものようにこれといって特別な変化も無く、相変わらず〆切に追われて部屋に閉じこもって、仕事に勤しんでいた。 次の号は夏休みの増刊ということもあって、私に任された原稿の量はいつもよりも多い。その分原稿料ははずむんだけど。 それでも従来の仕事量ですらギリギリの私には、夏休みで時間が取れるのが嬉しい。だから仕事を増やされたんだろうし。 「でもたくさんの仕事を任されたってことは、それだけ沙英さんの作品が評価されてるってことですよね」 ゆのは真顔でそんな事を言うものだから、私は照れ隠しにわざと虚勢を張ったりしてみる。 「ま、まあね! やっぱり経験が多いとそれだけの作品が生み出せるものなのよ」 そんなことを言うと私の傍らで、ヒロは何か含むようにクスクスと笑っていたりする。いつものことだった。 話を戻すと、ヒロに訪れた実家からの連絡によるところ、ヒロの父親がいきなり倒れて病院に運ばれたとのことだった。 少し取り乱していたヒロを私とゆの、宮子の三人で言い聞かせるように落ち着けると、私達は四人でヒロの帰郷の準備をした。 「ごめんね、三人とも。手伝わせちゃって……」 「いいですよ。それよりも、お父さんのところに早く行ってあげてください」 「お土産とか気にしなくていいですからね」 「こら、宮子」 ヒロはボストンバッグひとつを抱えて、ひだまり荘の前に立っていた。今しがた、タクシーを呼んだばかりだった。 命に別状はないらしいけれど、それでも父親の一大事に帰らないわけにもいかない。なによりヒロも傍にいてあげたいだろうし。 「向こうで落ち着いたら連絡するわね」 「ゆっくりしていくといいよ。せっかく夏休みなんだし」 「えー……でも……」 「でも?」 ヒロは上目遣いで私を見詰めてきた。少しばかり私の胸が、トクンと音を鳴らす。 「ど、どうしたの?」 「沙英のことが気になって」 「な……!」 ゆのと宮子がいる前で、ヒロは何を言うんだろう。まあ特別な意味はないってわかってはいるんだけど……。 私が今〆切に追われているから、その世話役がいないことを危惧しているんだろう。かといってそれは今考える事じゃない。 「だって、沙英って今大変だし……」 「私のことより、お父さんのこと心配しなさいよ。そっちのほうが大変じゃないの」 この期に及んで私の事を気にかけてくれるのは嬉しいんだけど、それはそれでまるで私がヒロの負担のように思えてやりきれない。 なじよりさっきも言うように、ヒロの父親の状況を考えたら、今の私のことなんてそんなに大した事態でもないんだ。 でも、私ってそこまで手のかかるような甘え方をしていたのかな……ヒロに「していた」と言われたらそれまでだけど。 「沙英、本当に大丈夫なの?」 「大丈夫だよ。私も子供じゃないんだから」 「でも……」 「あーもう、ヒロがいなくたって大丈夫なの!」 これ以上はなんだか私がいたたまれない。これじゃあまるで幼稚園児のお留守番みたいじゃない……。 私はそれが少し気恥ずかしくて、気持ちばかりヒロを突き放すように大きな声を出した。 「いざとなれば宮子やゆのもいるしね。ヒロは何も気にかける必要はないんだよ」 「……そうね。宮ちゃん、ゆのさん、沙英をよろしくね」 ヒロから世話役を任命された返事の代わりに笑顔で応えた。 タクシーがひだまり荘の前に停まって、ヒロはバッグと一緒に後部座席に乗り込んだ。走りゆく姿を三人で見送る。 「……ヒロさん、行っちゃいましたね」 「まあ、一週間くらい向こうにいるんじゃないかな?」 「ヒロさん、本当に沙英さんのことをいつも気にかけてるんですね」 「あ……ヒ、ヒロは世話好きだからね。私はそこまで色々させているつもりはないんだけど」 「沙英さん、なにかあったらいつでも言ってくださいね」 やっぱり笑顔のゆのと宮子。二人の気持ちは本当に純粋で、私はそれに感謝しなくちゃいけない。それは知っている。 でもそのときの私は少しばかり、意地になっていた。私は自分の世話くらい自分でやけないとでも思われているのか。 「あー……そうね。そのときは二人を呼ぶから。それじゃ、仕事に戻ろうかな」 その場はとりあえずそう口にしてはいたけれど、心の中では全く別の事を考えていた。 (なにさ……そのくらい、ひとりでやるわよ。ヒロがいなくたって大丈夫だって、見せつけてやるんだから) なんだか自分がヒロなしでは、毎月の修羅場を満足に乗り越えられないと思われているようで悔しかった。 別に洗濯とか、食事の用意とか、掃除とか、その辺のことだけで、私にできないことは別にないわけだし。 それに、こんなときだからこそ、ヒロにだってたまには私のことを気にかけない日を作りたい。 私が〆切の度にヒロに世話を焼かせるようだと、確かに感謝はしているけれど、やっぱりヒロに申し訳ないし。 (ヒロが帰ってきたころには、もう余計な心配しなくてすむようにしてあげるわよ) ゆのと宮子にも、もちろん世話になるつもりはなかった。物書きはいつも一人が当たり前なのだから。 (……とりあえず、その前にベリマートでスルメと栄養ドリンク買っておこう) 二人に頼らないと決めた以上、おつかいも頼めないしね……。 * (お腹空いた……) タイピングに勤しんでいた指を止めたとき、とてもベストなタイミングで私のお腹が小さく鳴った。 でも胃の中は随分前からからっぽのはずだった。最後に食事をしたのは九時間くらい前になるのかな……。 筆がのっていると空腹も感じないものだけど、一度キリがいいところに入ってしまうと、生理現象は必要以上に意識してしまう。 するめは空腹を紛らわせる事はできても、お腹を満たしてくれるわけじゃない。なにより、これは本当に最後の砦。 「あ、もう夜中なんだ。冷蔵庫に何かあったかな……」 薄暗い部屋で冷蔵庫を開けると、マヨネーズやらポン酢やら作り置きの麦茶やらキムコやらが姿を見せた。 でも私が一番望んでいた、この空腹を終わらせてくれるようなものはなにひとつ置かれていない。冷蔵庫の中は非常に寂しいものだった。 「あちゃー……もう切らしてるんだ。おかしいな、いつもは何かしら置いてあるはずなのに」 こっちのほうも買い物しておけばよかった……と思ってふと、なぜ買い置きがされていないのかを考えた。 確かに〆切前は自分から買い出しに出るなんてことは滅多にない。でも冷蔵庫には必ず食材やら作りおきの食事が……。 作りおきの食事が……ああ、そうか。 「いつもヒロが買い置きしてくれてたんだっけ……」 私が徹夜をする日には夜食が恋しくなるのを知っているヒロは、いつも冷蔵庫に食事を入れてくれていた。 それはサンドウィッチであったり、クレープであったり、スパゲティサラダであったり、エネルギーもきちんと補給できて、 やっぱりどれもとても美味しくて、深夜に寂しくひとりの食事であっても、どこか安心な気持ちで食べることができて……。 (ああ……だめ。ヒロのご飯が恋しいだなんて、思うから余計にお腹が空くのよ) カップ麺とか買い置きしてなかったっけ。その前に、コーヒーでも飲もうかな……。 キッチンの棚を開けるとコーヒー豆や砂糖と一緒に、丁度よくカップ麺が1個残されていた。随分前のだから、賞味期限に気をつけないと。 薬缶に火をかけて、カップにコーヒー豆を入れる。コンロの火を見つめて、私は物思いに耽っていた。 (ヒロはどうして、あんなに世話を焼いてくれるんだろ……) 思えば正面切って、それをヒロに問い掛けたことはなかった。私がそんなに世話をしてほしそうなほど不器用に見えているのか、 ヒロが単に本当に世話好きなだけなのか、いや、ヒロはたしかにどちらかと言えば世話好きなほうではあるんだけど……。 それともやっぱり、なにか別の理由があるのかな。ヒロと私の今の関係は、誰が言い出すでもなくとても自然に生まれてしまっていた。 気付けば薬缶が沸騰していた。カップ麺とコーヒーカップに、それぞれ熱湯を注いでいく。 「あれ、ミルクってどれくらいいれたらいいんだっけ……」 久しぶりに自分でコーヒーを煎れたものだから、すっかり感覚を忘れてしまっていた。 こういったことも大体、ヒロに任せっきりだった。ヒロの煎れるコーヒーは美味しいから、つい自分で煎れるのを横着する。 私がヒロに甘えるのは、なにも〆切前だけに限ったことじゃない。だからこんな当たり前のことも、時々やりづらく感じてしまう。 「ヤバいな……いい加減、ヒロに頼りっきりになるのは本当にやめないと」 ヒロに甘えているのは心地良いけど、自分がだらしなくなってしまってはなにも意味がない。 コーヒーはいつもと違って味が薄い。豆が足りなかったのか、お湯が多かったのか、ミルクを入れすぎたのかはわからない。 今ごろヒロは実家で寝息でも立てている頃かな。もう私を心配したりなんてしてないんだろうけれど。忙しいだろうしね。 それでいいんだ。私の事は今だけ忘れてくれて。私も今だけはできるだけ、ヒロを意識しない方がいいだろうから。 でも、やっぱりいきなりは変われなくて……ふと時計を見ると、湯を注いでからもう二十分経っている。 「やばっ……カップ麺」 案の定、カップ麺はびろんとのびきっていて、私は椅子の上で足を組んだまま、それをすすり始めた。 (なーんかみじめ……なにこれ) * 朝から少しばかり仮眠をとったおかげで、すっかり体力は取り戻せた。でも〆切は今日で、明日の朝には原稿を送らないといけない。 やっぱりお腹は空いてしまったんだけど、もうカップ麺は残っていない。この時間ならゆのも宮子を起きているはずだけど……。 私は二人にバレないようにひだまり荘を出た。見つかったら『買い物は自分達で行く』と言われるに決まっているから。 でも、せっかくの後輩の心遣いをこんなふうに黙って無駄にしているのは少しばかり心が痛い。 そんな想いをしてまで自分の意地を貫き通す必要もあるのかな、とも考えたけれど、油断するとまた甘えたくなる。 起き抜けの頭を洗顔で目覚めさせると、私はベリマートへと向かった。〆切もあるし、買い物は手早く済ませておきたい。 (そういえばヒロから連絡きてないな……) ベリマートで買い物かごをぶらつかせていると、そんなことを考えていた。簡単に済ませられるから、パンを買っておこう。 落ち着いたら連絡をくれると言っていたし、ヒロに限って大事なときに私への連絡をしてこないわけがない。 (ヒロ、大丈夫かな。お父さんの様態が悪くなったとか、そんなことはないよね) 連絡もとれないなんていう状況なら仕方ないかもしれないけれど、もしそんなことがあってヒロが今弱っているのなら、 私はせめて話を聞いたり声をかけてあげるだけでもして、ヒロを元気付けたい。最悪の想像をするのは不謹慎な気もしたけれど。 (ヒロの声、聞きたいな……) 私の顔が真っ赤になった。いくらぼんやりと考え事をしているからといって、普通にそんなことを考えている自分が恥ずかしい。 これだと、ヒロがいなくて寂しいみたいじゃない……それは全く寂しくないって言ったら嘘になるんだけど……。 (単に、ヒロの状況が気になっていただけだよね) カゴの重さに気付いた。ヒロのことを考えているうちに、パンをポンポンとカゴに放り込んでいたようだった。 私からヒロに連絡しようか。でも、もし本当にヒロが切羽詰った状況にあったら、迷惑になったりしないかな。 ヒロのことだから私からの電話をないがしろにするようなことはないだろうけれど、それでもやっぱり気になる。 携帯電話のアドレスからヒロの番号を呼び出して、通話ボタンの上で指を滑らせた。でも、押せなかった。 本当に何もなくて、ただヒロが家族水入らずの時を過ごしているだけなら、わざわざ邪魔をする必要もない。 (私は執筆に集中しないと……) 部屋に戻ると早速、コーヒーを煎れる。今度は失敗しないはず。 あんぱんをかじっていると、携帯がブルブルと震えた。ヒロからだと思って携帯を掴むと、液晶に映るゆのの名前。 ゆのには申し訳ないけれど、私は少し残念に思った。でも、ゆのも心配してくれて私に連絡をくれたのだ。 もしかして、こっそりひだまり荘を抜け出していたことに気付かれてしまったんだろうか。私は通話ボタンを押した。 「私だけど……ゆの、何か用?」 『あ、おはようございます。沙英さん、調子はどうですか?』 「ああ……まあ、順調だよ。ペースが維持できれば、夜にはカタがつきそう」 『すみません、もしかして邪魔しちゃいましたか?』 「ううん、大丈夫。今、遅めの朝食を食べているところだからさ」 『買ってきたんですか?』 「う、ううん……買い溜めしていたやつだよ」 『何かしてほしいことはありますか?』 「大丈夫だよ。しっかりやれてる……宮子にもそう言っておいて。あとさ」 『はい、なんですか?』 「ヒロからそっちには連絡あった?」 『……なかったです』 「そ、わかった。心配してくれてありがとうね。じゃ、またあとで」 『わかりました。お仕事、頑張ってくださいね』 電話を切ると、部屋に沈黙が走った。テレビはつけていないし、つける気にもならない。 いつもなら上から横から生活感のある音が響いてきてもいいところだけど、今日に限ってなんでこんなに静かになるんだろう。 (連絡くらいしなさいよね……) 携帯電話を転がして、部屋の隅で膝を組んだままあんぱんをかじる。あんこの甘味を感じることができなかった。 ヒロを責めたって仕方ないのはわかるけれど、私は突然の行き場のない思いを、手の届かないヒロにぶつける以外できなかった。 寂しい……自分でもはっきりとわかるくらい、寂しさが胸に募っている。寂しがりやに育った覚えはないはずなんだけど……、 別にヒロがそばにいないから、私は寂しいわけじゃない。ひとりでいることなら、物書きである以上そう少なくはないから。 ただ、意地を貫き通すためだけに、必要以上にヒロを遠ざけようとして、それどころかゆのや宮子まで遠ざけている。 そんな自分の行動が正しいかどうか考えると、余計に惨めになるような気がしてくる。それだけなんだ……多分、 ヒロに甘えたいのかな、やっぱり、ヒロが傍にいてくれないと、私はいつもこんな気持ちのままでいてしまうのかな。 (何やってんのよ、私は……寂しがっていたりなんかしたら、またヒロを心配させちゃうじゃない) 頭をがしがしと掻き毟って、自分の中の感情や余分な考えを振り払うことに興じた。 寂しがっている暇があるなら、さっさと執筆に戻って気を紛らわせよう。きちんと仕事を済ませないと、ヒロが可哀想だ。 コーヒーカップを流しに戻すと、机に戻って再び原稿にとりかかる。今からラストスパート、もう気は抜けない。」 * 「で、できた……」 時刻は十一時半。無事に原稿を書き上げた私は、データを保存すると安堵の息を吐いた。 最後の最後で何かがとりついたように筆が進んだ。この追い込みのおかげで、徹夜の心配は無くなった。 たぶん、必要以上に気にしすぎていたことを忘れる為に必死に書いていたんだろう。それはおそらく、ヒロのこと。 (おかしいな……全然お腹空いてない。こんな時間ならいつも、小腹くらいは空いているのに) 気がつけば半日近く、満足な食事やトイレやシャワーを忘れて、パソコンに向かっていたらしい。 目の疲れ、身体の疲れを感じて、私は椅子から立ち上がると、思いっきり背伸びをした。 するめも栄養ドリンクも、大分前に全部胃の中に納めていた。徹夜覚悟だったから、今日は少し過ぎた用意だったかもしれない。 結局、この時間になってもヒロから連絡がくることはなかった。お昼前の電話以来、ゆのや宮子とも話をしていない。 執筆の間はヒロを忘れることはできたけれど、それも終わってしまえば余計に、ヒロへの欲求が強くなってくる。 仕事終わりには必ずヒロがそばにいたっていうのもあるんだろうけれど、これじゃあまるで空腹と一緒だ。 ならば私にとってヒロを求めるという事は、もう生理現象のひとつのように身体の一部になってしまっているんだろう。 お腹が空くのと同じように、トイレに行くのと同じように、あくびをするのと同じように、私はヒロを求めている。 そんな風に思われて、ヒロもきっと迷惑に思うに違いない。そうわかっていても、私はどうしてもヒロの姿を追っていた。 (意識するからダメなのよ。だから寂しくなっちゃうんだ……) 自分はそんなに寂しがり屋じゃなかったはずだ。自信はないけれど、こんな自分はとてもヒロにもゆのに宮子にも見せられない。 なんでだろう。これまでにないほどの寂しさが、切なさが、胸の奥に迫り来る。昼まではここまで苦しくはなかったのに。 たった二日……ヒロがいなかった時間は。それだけで音を上げていたら、これから先どうなるっていうんだろう。 (それに、ヒロ無しでもきちんとできたじゃない) じゃあ私はもう、ヒロに甘えないでいい? これからはきちんと、ひとりだけでこの修羅場を乗り越える? ヒロは世話好きだからきっと、私が拒んでも、色々としてくれるんだろうな。やっぱり私はそんなに、手のかかるように映っている? 私はヒロの優しさを、本当に拒むことができる? ヒロが私だけに見せる優しさをまた私に施してくれたとき、虚勢を張って断る? 「できるわけない、できるわけないよ、ヒロ」 なぜ私は簡単に『できるわけない』なんて口にしたんだろう。いつものようの虚勢を張ればよかったのに。 寂しさが募りすぎて、つい本音が先に口をついて出た? 誰も聞いていないのをいいことに、弱音を吐いてしまったんだろうか……。 別にヒロと何日も離れ離れになることなんて、ひだまり荘にきてからはこれまでに何度だってあった。 それがどうして今日に限って、こんなに胸が苦しくなって、いたたまれない気持ちになるんだろう。 仕事で疲れて精神が弱ったのか、ヒロに対する感情が日増しに強くなっていったのか、それはわからない。 子供じゃあるまいし、意地を張った結果ぐずって匙を投げたわけでもないはず。でも、ヒロへの甘えたい欲求は益々溢れていく。 私は携帯電話を握って立ちあがると、月明かりが差し込む窓辺に立って、アドレスからヒロの番号を呼び出す。 今度は何の迷いも無く、通話ボタンを押していた。 この時間なら寝てるかな。いや、眠っていたって関係ない。私はどうしてもヒロの声を、少しでもいいから聞きたかった。 ただの呼び出し音が、永遠のように長く感じられた。プツッという音と同時に、私はまくしたてるように口にする。 「あっ、ヒロ? 沙英だけど、こんな遅くにゴメンね? 今どうして」 『留守番電話サービスセンターに接続します――』 通話を切断しては、リダイヤルを繰り返した。ヒロの声が耳に届くまで、何度も何度も。 十回目くらいになるとようやく諦めもついて、携帯を投げ飛ばしたい気持ちが胸に込み上げたけれど、なんとか自制する。 私は衝動的に椅子を蹴り飛ばすと、壁にもたれかけながら萎れるように床に座り込んだ。 ヒロから折り返し連絡が来るかもしれない……そんな淡い期待を抱いて携帯を握り締めた手をだらんとうなだれさせながら。 目を閉じても、眠気はやってこなかった。いつもなら仕事の終わりにはバターのように布団に倒れ込んでいるはずなのに。 そういえば私、修羅場を超えた日はどうやって眠ってたんだっけ。ああ、ヒロが布団を用意してくれてるんだ、いつも。 布団には嗅ぎなれたヒロの残り香があって、私は安心して眠る事ができて、時々はヒロが添い寝をしてくれていて、 部屋の中にヒロの幻影を見たような気がした。幻のままでもヒロは笑顔で、私のために布団を敷いてくれていた。 (寂しいよ、ヒロ……) 静寂を破ったのは、コンコンという音だった。誰かが、ドアをノックしている。 「誰よ、こんな時間に……」 どんなに寂しいとはいえ、今はヒロ以外の誰とも接触をはかりたくない。何より、色々と疲れ切っている。 私は難儀に思いながらも泥のように力が抜けた身体を、すっと立ちあがらせた。もしかしてゆのや宮子かもしれないし。 『沙英……いるの?』 その声が耳に響いた途端、私の身体は急に活力が注がれたように、かっと熱くなった。 駆け出すようにしてドアに向かって、カギを外すともう矢も盾もたまらないという具合にドアを開ける。 そこには私が今しがたまで……もちろん今も求めてやまない人の姿があって、いつものような微笑みを浮かべていた。 「ごめんね、沙英。もしかして、寝てた?」 「うそ……ヒロ、なんで?」 「戻ってきちゃった」 ヒロは両手に買い物袋をぶら下げて、玄関の前に立ち尽くして私をまっすぐに見つめている。 「きちゃったって……こんな時間に? 向こうの方は大丈夫なの?」 「うん。上がらせてもらうわね」 勝手知ったる私の家に滑り込むようにして上がると、ヒロは手早く買い物袋の中身を冷蔵庫へと詰めていく。 私は状況はすぐに把握できなくて、それをただぽかーんと間抜け面で見ているだけだった。」 「もう、電気ぐらいつけたらいいのに。ますます目が悪くなっちゃうわよ」 「ごめん……あの、お父さんは?」 「単なる風邪から来る立ちくらみみたい。それでも大事をとって、病院で検査は受けたみたいだけど」 「それなら……よかった」 「沙英、仕事は終わった?」 「う、うん」 「お腹空いたでしょ。材料買ってきたから、何か簡単に作る? それとももう眠いかしら」 「いや……」 「お布団敷いたほうがいい?」 「い、いらない」 「じゃあ何かお夜食でも……」 「い……いらない!」 気がつくと私はヒロを背中から抱き締めていた。本当に無意識に、身体が勝手に動いてしまっていた。 私達はぴったりとくっついたまま、少しの間キッチンの前で息を止めるようにしていた。 「沙英……?」 「ヒロさえいてくれたら……何もいらない」 「とりあえず、お布団敷いちゃいましょう?」 * それでも私はヒロの抱き締めたまま離そうとしなくて、やっと二人が身体を離した頃には、私は自分の行動に赤面していた。 ヒロが手早く布団を用意すると、私は恥ずかしさを隠すように礼だけ言ってそれに潜り込んだ。 するとヒロもまた同じように布団に潜り込んできた。それから毛布の中で私をそっと抱き締めて……。 私の頭はヒロの胸に押しつけられて、ヒロの香りが鼻腔をくすぐると複雑な感情がどうでもいいものに思えてしまう。 これじゃあまるで母親に甘える子供のようだった。でも、今はそれでいいかもしれないと思った。 「沙英はこうされるのが好きだものね」 「い、言わないでよ……」 「恥ずかしがらないの。私もこうするの、大好きなんだから」 服が皺になるよという私の忠告を制するように、ヒロは私を優しく包んでくれた。 たしかに私は、ヒロにこうされるのが大好きだ。世界のどこを探しても、ここより安心になれる場所は見つからない。 私の頭をいとおしそうに撫でるヒロの手。それだけで、疲れや寂しさは跡形も無く溶けきっていくようだった。 「沙英はひとりでもちゃんとできたのね」 「あ、当たり前じゃん。赤ん坊じゃあるまいし……ヒロがいなくたって、私は大丈夫だよ」 「そう……私は大丈夫じゃなかったわ」 ヒロが優しい響きでそう言うと、堰を切ったように語りかけた。 「向こうにいる間、沙英のことがずっと気がかりで仕方なかった。もちろん、お父さんのことも心配だったけれど……。 沙英のことだからひとりでもできるだろうし、宮ちゃんやゆのさんがいるから、そういった部分では気にかけなかったけど、 沙英が少し離れただけで、すごく寂しくて、夜も眠れなかった。自分でも驚くくらいよ、こんなに寂しがりだったなんて」 ヒロも私と同じで心配とは別の部分で私の事を、心のどこかに常においていて、そしていつも想い続けてくれていた。 それがわかっただけで十分だった。胸の中が熱いもので満たされていって、腕の中の人がこれまで以上に愛しく感じる。 「わ、私も……」 私はヒロの身体をいっそう強く抱き締めた。二人の身体がくっついてひとつになってしまうと思えるくらいに。 ヒロがここまで言ってくれているのに、私はもう強がりを口にする必要はなかった。今なら恥ずかしい事も、口にできそうだったから。 「本当はヒロがいないとダメだ……ヒロがいないとずっと寂しくて」 「そうだったの……ごめんね、沙英」 「私もごめん……」 本音を言うのは恥ずかしいけれど、それ以上に気持ちいいことは知っている。相手がヒロなら尚更だった。 「だったら……連絡くらいしてくれてもよかったのに。忙しかったの?」 「ううん……沙英が忙しいの知ってるから、いつもと違ってそばにいないからタイミングがわからなくて」 「あ……」 だとしたら、私達はお互いのためにお互いのことに遠慮しあって、それでお互いに寂しがっていただけなんだ。 せめて私から連絡してあげたらよかった。そしたらヒロも私も、余計な寂しさに悩む事もなかったのに。 自分の不器用さを呪いたくなる。どこかで、ヒロに連絡したら意地を貫き通せないなんていうくだらない考えもあったはずだから。 「でもね? 宮ちゃんやゆのさんには連絡したのよ。でね、沙英の様子を聞いたの」 「二人とも、なんて言ってた?」 「沙英が部屋に閉じこもったまま、全然私達を頼ってこないって、とっても心配してたわ。二人とも優しいから。 私、沙英が大丈夫だって言ってたから、一人で無理してるんじゃいかって思って、家を飛び出してきたのよ」 「バッグも持たずに?」 「それも夜に」 結局どうあがいても、ヒロには心配も迷惑もかけちゃうってことか……今回はゆのにも宮子にもいらない心配をかけてしまった。 ヒロの言う通り、二人は優しいから、心配してくれるなんて考えればすくわかることだった。先輩としてとても恥ずかしい。 あとで謝っておこう。とりあえず落ち着いたら、お茶でもご馳走してあげたらいいかもしれない。 「私、ヒロに何度も連絡したんだけど」 「嘘……いつ?」 「ほんの、二、三十分前」 「私がひだまり荘に向かっているときね。あのときは沙英の元にいくことだけを考えて、周りが見えてなかったから」 その途中で買い出しのためのコンビニにも寄ったみたいだけれど、気持ちだけがはやって満足にできなかったらしい。 「でもヒロ……さっき持ってきた買い物袋なんだけど……買い出しにしてはちょっと多すぎるような」 「ああ……ひとつは私が買ってきたものだけど、ひとつはさっきドアノブにかかっていたのよ。きっと、ゆのさんと宮ちゃんね」 「二人が?」 「沙英が忙しいの知ってるケド、それでも何かしてあげたかったんでしょうね。軽食や栄養ドリンクが入っていたわ」 お茶のご馳走だけじゃ足りないかも……。私は二人への感謝の気持ちを、大事にしていかないといけない。 「ねえ、ヒロ」 「なあに?」 「私さ……これからもたくさん、ヒロに甘えちゃうかもしれない」 それはヒロにずっと傍にいて欲しいと遠まわしに言っているようなもので、私はまた気恥ずかしさに襲われる。 「今更かもしれないけど、色々迷惑かけちゃうかも……そのときは、ごめん」 私らしくもないかな……と思いつつ、そんなことを口にしてみた。でも、これは私の偽りない本音なんだけど……。 「私、沙英に甘えられるの全然イヤじゃないんだけどな」 「本当?」 「本当よ。だって私も、沙英に甘えちゃってるもの」 「私に? ヒロが?」 「だって沙英がいないと、あんなにダメになっちゃうなんて……今ごろ気付いちゃったのよ?」 私の髪の毛をぎゅっと握るヒロの手。まるで私が離れようとしているのを、必死に止めているかのようだった。 「だから……私がいなくても大丈夫だなんて言わないで、私のそばにいてね?」 「……うん」 私は顔を上げると、ヒロの唇にそっと口付けた。危なげなほどに優しい口付けだったけど、時間をかけて何度も繰り返して。 ヒロの感触を味わうには唇だけじゃ物足りなくて、私はヒロの頬に、鼻に、瞼に、おでこに何度もキスを這わせる。 時折ヒロもお返しをするように私の唇を求めてきて……私の中にヒロを閉じ込めたい気持ちが、溢れるほどに強くなった。 私は顔を離すと、少し濡れたヒロの瞳を見つめたまま、ヒロの上着のボタンに手をかけた。 「ヒロ……いい?」 「私、帰ってきてまだ一時間もたってないわよ? お風呂にも入ってないし」 「ヒロが欲しい……もっとヒロを感じていたいの」 ヒロは少し恥ずかしそうに視線を逸らしたけど、それからすぐに私の首に両手を回してきた。 「……私も、かな」 * 私達は生まれたままの姿になって、ダイレクトにお互いの体温を受け入れるように、肌と肌とで触れ合っていた。 それは単純な性欲とかそういったものじゃなくて、お互いの中の熱い感情や相手への想いをひとつ残らず感じるために。 何度も長い口付けをして、ただ抱き合っているだけでも、私はヒロに愛されていることを直球で理解できていた。 ヒロの大事な部分に触れるとそこはもう湿り気を帯びていて、でもそれは私のほうもきっと同じのはずで……。 「あっ……沙英、さ……え……」 「ごめん……痛い?」 「ううん。沙英の触り方……私、好きよ」 「ヒロ……」 「ちょっと臆病だけどとても優しくて、どこかじれったいって思いながらも、すごく気持ち良くなれるの」 ヒロは確かに私と比べれば肉感のある身体だけど、それでも真っ白な肌はどこか脆く映って……。 私はそれに触れるたびに、必要以上に慎重になってしまう。それをヒロがどう感じていたか、今日までわからなかった。 足りなかったのか、少し辛かったのか、私は不器用だから察せられない。でも今、とても嬉しい答えを聞くことができた。 「好きよ、沙英。これからも、よろしくね」 「うん……私も、ヒロが好き」 もう何度としたかわからないキスをもう一度交わす。 お互いの身体が溶けて、元が完全にひとつの固体だったかと錯覚してしまうくらい、私達は心の中まで触れ合っている。 「あっ、沙英……」 「ん……私も、もう……」 時間の流れが止まったようにゆっくりとお互いを昂ぶらせていって、やがて揃って果てていた。 短いまどろみの中で意識が闇に落ちていっても、ヒロの温もりだけはしっかりと感じられることができた。 * 「……おはよう、沙英」 私が目を覚ますと、ヒロはすでに起きていてキッチンに立っていた。 昨日買ってきた食材で朝ご飯を作っている。この匂いだと……コンソメスープにサラダ、ハムエッグかな? 「コーヒー、飲む?」 「うん……」 「砂糖は二つ、ミルク入りよね」 「自分で作ったら、美味しくなかったよ」 ヒロはくすくすと笑った。強がって、自分でも作れたよなんて言う必要はないって思うから、こんなことが言える。 煎れたてのコーヒーと一緒にヒロが持ってきたのは、私の原稿のデータが入ったディスクだった。 「これ、郵便局に持っていかないといけないんでしょう?」 「今、何時なの?」 「8時よ。これならお風呂にも入って、ご飯を食べても余裕ね」 「お風呂かぁ……」 キッチンに再び向かおうとしたヒロの手を引いて、私はその身体をぎゅっと抱き締めた。 「もちろん、ヒロも一緒に入ってくれるよね。ていうか入ってくれないと……イヤ」 「沙英ってそんなに甘えん坊だった?」 「……昨日言ったじゃん。これからも、たくさん甘えるって」 「私、なんて返したかしら」 「イヤじゃないんでしょ?」 ヒロはそっと私に口付けすると、私の胸にそっと頭を押しつけてきた。このままだと鍋が吹き零れちゃうな……。 「むしろ好きよ」 ヒロの煎れてくれたコーヒーの良い香りが、ヒロの香りと混じって私の鼻を掠める。何度も迎えた、私の好きな朝の香り。 こんなに天気の良い日。今日はお風呂に入って、ご飯を食べて、郵便局に行って、それからどうしようか……。 「ゆのと宮子、今日暇かな。心配かけたお礼に、今日はみんなでお出かけしようか」 「いいわね。沙英にケーキでもおごってもらっちゃおうかしら」 ヒロと宮子がどれくらいケーキを食べるのかと考えると少し怖かったけれど、まあそれは仕方ないよね。原稿料でるし。 鍋のふたが持ちあがっているのに気付いたヒロが焦るように私から離れた。もうしばらく、このままでいたかったんだけどな……。
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2816.html
再びその体を捉えて、熱い肉槍で、まだ綻びない花弁を押し開く。 わずかな抵抗感があったが、膏の力を借りて小十郎は肉槍は根元まで納めた。 「……くっ……あぁ……っ…」 侵入してくる硬く熱い肉槍から細い腰が逃れようとするが、小十郎は容赦なく腰を送った。 苦痛に歪む白い顔を、美しいと思った。 圧し掛かり、柔らかく熱い体を感じながら、小十郎は痛みを堪える朱唇を吸った。 腰を抱きながら、一方の手は花芯を弄う。 男を知らないわけではない体が、中で暴れる肉槍と花芯に加えられる刺激に、次第に蕩けて くる様は、冷酷な軍師ぶりの竹中半兵衛とは思えなかった。 ようやく男の肉槍に狎れ、蠢きだした襞が小十郎に纏わりつく。 膏も溶け出し、秘口に溢れ始めた蜜のぬるぬるとした感触に、小十郎が本格的に腰を使い始 めた。 奥深くまで押し入って、再び引く。 何度も、繰り返す。 濡れたものを叩くような音が、響きだした。 「…は…ぁっ……あ……あう………」 肉槍で襞を擦り上げるようにして動くと、半兵衛の唇が開き息が上がり始めた。 「…竹中……善き眺めだ…」 小十郎の声に、半兵衛の紫紺の潤んだ瞳が向けられる。 両腕を後ろ手に縛られているので、細い首が嫌でも後ろへ仰け反る。 仰向けでは男の体重をかけられた両腕が痛いかと小十郎が思い至り、一度離れ、裏返すよう にして半兵衛の体をうつ伏せにした。 抵抗などできないであろうこんな状態でも、手の縄を解く気にはなれない。 冷たく高慢な存在をそこから引き摺り下ろすことを、小十郎は愉しんでしまった。 腰を掬い上げるようにして掲げ、蕩けきったそこを見つめながら、突き入れる。 腕で体を支えられない分、随分と破廉恥な姿勢だった。 その自覚があるのか、半兵衛は目を閉じ、唇を噛み締めている。 白い頬となだらかな肩が板敷きの床に押し付けられ、形の良い胸乳が小十郎の動きと同じく 揺れていた。 「…あ……あ…んんっ…………んっ…」 激しくなる小十郎の動きに、堪えかねたかのように半兵衛が声をあげはじめた。 肉槍を打ち込まれる秘口から、蜜と膏が内腿を流れ落ちる。 小十郎が半兵衛の胸乳を押さえるようにして、上体を起こさせた。 「…ひっ……!」 膝だけを支えにより深く繋がれて、半兵衛の内襞がうねるようにして小十郎をきつく締め上 げた。 「…うっ………」 達しそうになった小十郎が、なんとかやり過ごした。 落英10
https://w.atwiki.jp/dzuka/pages/1359.html
英りおをお気に入りに追加 英りおとは 英りおの36%は欲望で出来ています。英りおの24%はカルシウムで出来ています。英りおの13%は勇気で出来ています。英りおの12%は歌で出来ています。英りおの9%は根性で出来ています。英りおの4%は微妙さで出来ています。英りおの1%は砂糖で出来ています。英りおの1%は毒物で出来ています。 英りおの報道 【公演レポート】明日海りお・華優希が再び共演!「マドモアゼル・モーツァルト」開幕(コメントあり / 写真25枚) - ステージナタリー 北原里英&笠原秀幸が結婚発表「あたたかい時間を紡いでいきたい」(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 明日海りおを構築する4つの世界観を深掘り!?退団後初コンサート「ASUMIC LAB」(コメントあり) - ステージナタリー 世界名作劇場「ロミオの青い空」鄭光誠×西森英行×和田俊輔がミュージカル化(動画あり) - ステージナタリー 明日海りお主演「マドモアゼル・モーツァルト」追加公演決定 - ステージナタリー 「どうせ枕営業で仕事もらってたんでしょ!」看護師が元アイドルに暴言...激しい女のバトルの行方は? - テレビ東京 尾碕真花“一香”、裏アカに誹謗中傷書き込み「えげつない」と反響 - テレビドガッチ 女の戦争~バチェラー殺人事件~主演・古川雄大 愛憎サスペンス | TVO テレビ大阪 - tv-osaka.co.jp 佐々木喜英の10周年記念アルバム「DIMENSION」が発売(動画あり) - ナタリー 明日海りお主演「マドモアゼル・モーツァルト」コンスタンツェ役に華優希 - ナタリー 古川雄大が総資産3,000億円!華麗でハイスペックな御曹司バチェラーを演じる!奪い合う7人の豪華女優... - テレビ東京 「ZIP!」6月の金曜パーソナリティに明日海りお「皆さまに心地よい朝を」(コメントあり) - ナタリー おこげなし…!明日海りおが日常生活のテクニック学ぶ、初冠番組のPR映像公開(動画あり) - ナタリー 明日海りおが男装のヒロインに、ミュージカル「マドモアゼル・モーツァルト」上演(コメントあり) - ナタリー 鈴木紗理奈、再渡英する息子からの愛あふれた手紙に反響 「サイコーの息子」「本当に立派」「うるうるしちゃいました」(1/2 ページ) - - ねとらぼ 明日海りお、「KING&QUEEN展」音声ガイド初挑戦「素敵な一瞬」 - サンケイスポーツ 英りおのウィキペディア 英りお 英りおの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 英りおのリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 英りお 宝塚歌劇団 このページについて このページは英りおのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される英りおに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/dzuka/pages/2118.html
鼓英夏をお気に入りに追加 鼓英夏とは 鼓英夏の48%はやらしさで出来ています。鼓英夏の32%は怨念で出来ています。鼓英夏の17%は気合で出来ています。鼓英夏の2%は食塩で出来ています。鼓英夏の1%は税金で出来ています。 鼓英夏の報道 真剣な表情から笑顔まで、若手タカラジェンヌたちの「Xmas Dream Box」長編PVが到着(動画あり) - ステージナタリー 愛知県芸術劇場2022年度の自主事業ラインナップ発表、勅使川原三郎のダンス公演ほか - ステージナタリー 玉田真也、“魅力的なキャスト”と松田正隆の戯曲「夏の砂の上」を上演(コメントあり) - ステージナタリー 鼓英夏のウィキペディア 鼓英夏 鼓英夏の掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 鼓英夏のリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 鼓英夏 宝塚歌劇団 このページについて このページは鼓英夏のインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される鼓英夏に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/5832.html
3594e-三国志英歌- 機種:iOS 作曲者:澤野弘之 発売元:スクウェア・エニックス 発売年:2014年 概要 スクウェア・エニックスのスマートフォン向けゲーム。『三国志』を題材にした「シネマRPG」。 2015年12月15日をもってサービス終了している。 音楽は様々な劇伴や『ゼノブレイドクロス』で有名な澤野弘之氏が担当。 澤野氏らしい壮大なBGMが楽しめる。「ThreeFiveNineFourε」は『三国志』のゲームでありながら歌詞がドイツ語というとても斬新な試み。 サントラは発売されていないが、「3594εMT」と「ThreeFiveNineFourε」は澤野氏のアルバム『BEST OF SOUNDTRACK【emU】』のボーナスCDに収録されている。 収録曲(曲名判明部分のみ) 曲名 作・編曲者 補足 順位 暁月夜 -DAY BREAKERS- GACKT 主題歌歌:GACKT 3594εMT 澤野弘之 メインテーマ 第2回マイナーゲーム19位 ThreeFiveNineFourε クエスト戦闘曲歌:小林未郁 Unordinary <pf vc ver.> Unordinary (feat.小林未郁) Unordinary (feat.CASG) サウンドトラック BEST OF SOUNDTRACK【emU】(初回生産限定盤) ボーナスCDに「3594εMT」と「ThreeFiveNineFourε」が収録。 予告編
https://w.atwiki.jp/roster/pages/330.html
広島 小林幹英をお気に入りに追加 プロフィール 凡例 2軍投手コーチ 73 1974/1/29 181/87 右右 新潟 小林幹英@ウィキペディア 小林幹英 小林幹英とは 小林幹英の71%は濃硫酸で出来ています。小林幹英の17%は知恵で出来ています。小林幹英の10%は純金で出来ています。小林幹英の2%は魂の炎で出来ています。 広島とは 広島の55%は毒電波で出来ています。広島の45%は砂糖で出来ています。 小林幹英の掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 小林幹英のリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 広島 小林幹英 このページについて このページは広島 小林幹英のインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される広島 小林幹英に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/taronja/pages/628.html
富岡英聖はJAPANサッカーカレッジ所属のFW 基本情報 国籍 日本 名前 トミオカ エイセイ 生年月日 1984年7月1日 出身地 愛知県 身長 180cm 体重 72kg ポジション FW 背番号 16 所属クラブ 2000年 - 2002年 名古屋グランパスエイトユース 2003年 - 2006年 筑波大学 2007年 ヴァンフォーレ甲府 2008年 - 現 在 JAPANサッカーカレッジ 個人成績 シーズン クラブ 番号 リーグ リーグ リーグカップ オープンカップ 通算 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 2007 甲府 29 J1 0 0 0 0 0 0 0 0 2008 JSC 16 北信越1部 12 1 - - 12 1 通算 日本 J1 0 0 0 0 0 0 o 0 日本 北信越1部 12 1 - 0 0 12 1 総通算 12 1 - 0 0 12 1
https://w.atwiki.jp/dzuka/pages/358.html
珠梨英をお気に入りに追加 珠梨英とは 珠梨英の65%は記憶で出来ています。珠梨英の23%はハッタリで出来ています。珠梨英の7%は純金で出来ています。珠梨英の2%はツンデレで出来ています。珠梨英の1%は汗と涙(化合物)で出来ています。珠梨英の1%は呪詛で出来ています。珠梨英の1%はミスリルで出来ています。 珠梨英の報道 gnewプラグインエラー「珠梨英」は見つからないか、接続エラーです。 珠梨英のウィキペディア 珠梨英 珠梨英の掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 珠梨英のリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 珠梨英 宝塚歌劇団 このページについて このページは珠梨英のインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される珠梨英に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/wadaisenryaku/pages/54.html
イギリス軍陸上兵器 偵察車ダイムラー ハンバーIII AECIII 軽戦車MarkVIB MarkVIC スチュアートI スチュアートIII スチュアートV(英) ローカスト テトラークCS 中戦車A9 A9CS A10 A13Mk2 A13Mk2CS クロムウェルIV クロムウェルVII チャレンジャー コメット リー(英) シャーマンII(英) シャーマンIIA(英) ファイアフライ 重戦車マチルダI マチルダII バレンタインXI チャーチルIV チャーチルVI チャーチルVII 駆逐戦車ウルバリン アキリーズ 対空戦車ハンバーAA クルセーダーAA 自走砲ビショップ セクストン プリースト 対戦車砲2ポンド砲 6ポンド砲 17ポンド砲 高射砲40mmボフォース 3in.AA砲 野砲25ポンド砲 5.5in.野砲 歩兵動員兵(英) 歩兵(英) 歩兵44(英) 自動車化歩兵(英) 空挺隊(英) レッドデビルズ 進化表 野砲などカテゴリ内が単純で一本道な進化は省略 ○偵察車・対空戦車系統 ダイムラー ↓ ハンバーIII → ハンバーAA ↓ ↓ AECIII クルセーダーAA ○軽戦車系統 MarkVIB MarkVIC ↓ ↓ スチュアートI ↓ スチュアートIII ↓ スチュアートV(英) ↓ ローカスト ○巡航戦車系統 A9 ←→ A9CS ↓ ↓ ↓ A10 ←← ↓ ↓ ↓ A13Mk2 ←→ A13Mk2CS ↓ ↓ クロムウェルIV ↓ クロムウェルVII ↓ チャレンジャー ↓ コメット ○シャーマン系統 リー(英) ↓ シャーマンII(英) ↓ シャーマンIIA(英) ↓ ファイアフライ ○歩兵戦車系統 マチルダI ↓ マチルダII ↓ バレンタインXI ↓ チャーチルIV ↓ チャーチルVI ↓ チャーチルVII ○自走榴弾砲系列 ビショップ → セクストン ↓ プリースト ○歩兵系統 歩兵(英) → 歩兵44(英) ↓ 自動車化歩兵(英) ↓ 空挺隊(英)
https://w.atwiki.jp/takaradzuka/pages/201.html
大月英湖をお気に入りに追加 大月英湖とは 大月英湖の34%はやましさで出来ています。大月英湖の28%は着色料で出来ています。大月英湖の18%はかわいさで出来ています。大月英湖の15%は嘘で出来ています。大月英湖の2%は華麗さで出来ています。大月英湖の2%は純金で出来ています。大月英湖の1%は微妙さで出来ています。 大月英湖の報道 千葉県君津市伝説の祭「亀山温泉祭」 2021年12月11日(土)に復活!! - アットプレス(プレスリリース) 山梨、和歌山で震度5弱 富士山や南海トラフは「関係ない」と気象庁 - 朝日新聞デジタル 山梨・大月で震度5弱の地震 神奈川でも震度4(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 山梨・富士五湖で震度5弱(共同通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 山梨・大月で震度4の地震 東京と神奈川の一部で震度3を記録(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース オリンピアンがモーションキャプチャーでVTuberデビュー? 制作の裏側を密着取材 (1/2) - ASCII.jp 大月英湖のウィキペディア 大月英湖 大月英湖の掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 大月英湖のリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 大月英湖 宝塚歌劇団 このページについて このページは大月英湖のインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される大月英湖に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。